医療用ハーブは種類がたくさんありますが、

ひとえにおすすめといっても個人の体調で感じ方がまったく違ってくることもあれます。品質が安定していないところもあるかもしれません。そのために自分にあうハーブは自分でいろいろなハーブをためし探してみるのが一番おすすめです。

一般的な評価や人のおすすめは参考にできても自分にはあてはまらないのはこうしたことがあるからかもしれません。

効き目が長い、短いというような違いは人によって大きく変わるわけではないので、効きが長いタイプのハーブを選ぶといった工夫が可能です。

ハーブにはいろいろな薬効があります。その薬効を取り入れる方法としていちばんポピュラーなものがハーブティーです。ハーブティーを入れるとハーブの香りがたちます。この芳香作用によって心地よい気分になり、とくに免疫系が活性される効果を期待できます。またお茶としてハーブを取り入れるわけですから、飲む薬効もあるわけです。
もちろんハーブには種類によって薬効が違いますし、薬効を期待できるもの、できないものなどもあります。本格的に薬効を得るためにハーブを使用するのであれば、やはりハーブに詳しい人の指導のもとで使う必要があります。植物だからどれも安全とは限りませんので注意して用いてください。
それでもハーブには、抗酸化作用や活性酸素を無毒化する成分が共通して含まれているそうですから、美味しく飲めるもの、好みの香りということで選んでみても良いのではないでしょうか。

お茶は何でもそうですが、使う水によって味や風味が変わります。ハーブをおいしく淹れるなら使う水にもこだわりましょう。それとお湯の温度は熱湯といっても沸騰させてはいけません。
抽出時間ですが、生葉は1,2分、ドライのもので2,3分とします。ただ、ハーブによって抽出時間に違いがあり、ローズヒップは5分ぐらい必要だそうです。
つくったハーブティーに甘みが必要な場合は、ハチミツ・ジャム・三温糖がおすすめです。

茶器には陶器やガラスの製品が販売されていますので、できるだけ専用容器を使うようにしてください。

ハーブティーも普通のお茶と同じでゆったりとした気分で楽しみたいものです。またハーブの効果を期待するなら、長く習慣的に使用することが前提となります。

またハーブは植物だからどれも安全と考えるのは間違いで、中には毒性のあるものもあります。また毒性が特になくても、身体の状態にあったハーブを使わないとかえってマイナスに作用してしまうこともあります。ですからハーブを選ぶ上で、自分で正しい知識を持つようにするか、ハーブのことを詳しく知っている方の相談しながら選ぶ必要があります(よく名前が知られているハーブや食用ハーブなどはもちろん安全です)。

また持病のある方がハーブを使う場合も、上記のことを注意してください。なおハーブショップによっては妊娠中の方におすすめできるマタニティブレンドなどが販売されていて、ハーブ全体としては妊娠中でも安心して飲めるものが多いです。

ハーブティーは、一度の何杯も飲むより、毎食後一杯ずつ飲むほうが良いと言われています。ハーブの効果を高めるのなら、食後に普通のお茶を飲む感覚で取り入れてみると良いでしょう。
さらに効果的にというのなら、早朝空腹時、夜就寝前の2回飲むのが良いそうです。

また慌てて飲むのではなくゆったりと飲むほうが良いと言われるのは、精神的な安定ということもありますが、口のなかの粘膜からの吸収がよくなるからだとも考えられます。粘膜にはたくさんの毛細血管がありますので、ゆったりと飲むことで成分が血液にのり全身へひろがるということも期待できます。

メディカルハーブは健康の維持・増進、疾病の予防・治療などで用いられるハーブのことです。漢方薬などもそうですが、医薬品の原材料をみると植物由来のものがたくさん含まれていることに気づきます。そう考えるとハーブに薬効が備わっているということもさして不思議なことではありません。ただしメディカルハーブは、そんなハーブのなかでも特に薬効が高いものを一般的に指しています。
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ハーブの歴史はかなり古く、人はこの植物に、身体の恒常性維持のための効能を求めていたことがわかります。病気は血液やリンパなどの異常から起こると考えられ、発汗などによって悪いものを体外に排出する作用を薬草に見出し活用してきたのでしょう。ハーブはキリスト教以前の宗教とも深い関わりがあると考えられていますが、植物の薬効はハーブにかぎらず、古今東西あらゆる薬の原材料として現在でも使われています。そしてこうした知識は民間療法として代々受け継がれてきたものです。
ハーブの知識は突然生まれたり発見されたものではなく、ハーブとの関わりのなかで育ってきたものなのですね。

ハーブ療法は、人間が本来持つ自然治癒力活性させるもので、医薬品のように対処的に症状をおさえるというものとは違う性質のものです。またハーブは医薬品のようにひとつの病状に対してこの薬といったものとは違い、ひとつのハーブで複数の症状にはたらきかける多様性があります。この点で漢方によく似ているといえると思います。
なおハーブでも薬効の強いものは副作用もありますので、注意して用いる必要があります。ハーブ先進国のイギリスではハーブの医療学校もあるほどですから、本格的に用いる場合は一定の知識が求められるということは理解しておく必要があるでしょう。

種類の多いハーブは、それぞれに違った効能があります。 メディカルハーブとしてハーブを使用する場合は、症状にあわせてハーブを選びます。ここでは一例として花粉症についてみていきたいと思います。

■花粉症

花粉症の緩和に効果的なハーブには以下のものがあります。

エキナセア、
エルダーフラワー、
ネトル、
ペパーミント、
シソ、
ヨモギ、
パセリ

ほかにもカモミール、ローズマリー、レモンタイムなど。

それぞれハーブには特性がありますので、自分の症状に合わせたハーブを選んでハーブティーやハーブ湿布などにして利用するのが一般的です。

たとえば目の充血には、消炎作用のあるカモミールジャーマンティーを冷ましたものを、ガーゼなどに浸した冷湿布にして目に当ててみます。
またのどの痛みや不快感を緩和するには、ローズマリー、セージ、レモンタイムのハーブティーを冷ましたものでうがいをすると効果的です。

また上記のハーブのなかでネトルは花粉症のほかにもアトピーなどのアレルギー疾患にもよく用いられます。花粉症向けのブレンドには、最近だとかならず含まれるといっても良い代表的なメディカルハーブですから覚えておくとよいでしょう。

ほかにも花粉症に効果のあるハーブのひとつにペパーミントがあります。ペパーミントの蒸気を吸入すると、鼻がスッキリ通り頭痛を軽減させる効果があります。実際の使い方としては、5gのペパーミントを洗面器に入れて200ccのお湯をそそぎます。そして顔を洗面器に近づけて、頭からタオルをかぶり蒸気を吸い込みます。この時、目の粘膜を刺激させてはいけませんので目を閉じるようにしてください。ペパーミントに含まれるメントールという成分が鼻をすっきりさせてくれます。

種類の多いハーブは、それぞれに違った効能があります。 メディカルハーブとしてハーブを使用する場合は、症状にあわせてハーブを選びます。ここでは一例として足のむくみについてみていきたいと思います。

足のむくみなどは体液の循環が悪化していることを示しています。血液やリンパの流れをよくしてくれるハーブとして代表的なものにローズマリーとスイートマジョラムがあります。

ローズマリーは、アロマテラピーで使用するエッセンシャルオイルは非常に有名です。また若返りの妙薬とそてむかしから有名な化粧水の主成分にもローズマリーが使われています。またすっきりとした香りが特徴のローズマリーは利尿効果もあるといわれます。
スイートマジョラムはハーブのもつ草っぽさに少し甘味が加わった香りが特徴です。このハーブは便秘などにも効果を示すますので便秘気味の方は覚えておくと良いでしょう。

ほかにもグレープフルーツ、ゼラニウム、サイプレスもむくみ改善におすすめのハーブです。

グレープフルーツには、肝臓への強壮作用がありますので身体にたまった毒素の代謝を活性し、体液の循環の改善効果が期待できます。ほかにもグレープフルーツには、肌の収れん作用や気分を高揚させ元気にしてくれる効果があります。ストレスをためこむと身体全体の機能も落ち込みますので、ストレス改善の側面からもむくみの解消をはかってみると良いのではないでしょうか

ゼラニウムは副腎皮質を刺激し、ホルモンのバランスをとる作用があります。したがって、むくみの解消にだけでなく、月経不順、月経痛、月経前緊張症、更年期の各症状の緩和にも効果的です。ほかにも皮脂のバランスをとる作用がありますのでにきびケアにも良いハーブです。それと、グレープフルーツ同様、神経を強壮にし、心を高揚させる効果がありますので、ストレス解消にもおすすめできるハーブです。

サイプレスというハーブは、静脈瘤や痔疾を改善する血管収縮作用があり、足のむくみにかぎらず、全身のむくみ改善効果も期待できます。ほかにも咳などの鎮静作用や、精神を浄化させ、リラックスさせてくれるはたらきもあります。

これらをブレンドしたむくみ改善ハーブがハーブショップなどで売られていますので、興味がありましたらためしてみてはいかがでしょうか。